脱白髪染め・白髪ぼかしについて


今SNSで話題の脱白髪染め・白髪ぼかし…インスタ等で画像を見てるとすごく綺麗でチャレンジしてみたい!

となります。

当店もすごくこれからのグレーヘアをおしゃれに楽しくカラーを楽しんでいただくためにお勧めしています。

 

ただ…お客様が画像だけを見て綺麗だから・白髪染めの周期が早くなって嫌なの…などのことからやってみよう

だけでは実際行う施術と仕上がったヘアが思った事と違いが出てきます。

※画像で見ているのと実際ご自身のヘアに脱白髪染めが施術された時に感じるギャップ等があります

 

そこでまず『脱白髪染め・白髪ぼかし』ってどんなことをするの?

を解説します。

 


30代以降の方の髪の悩み

年齢と共に体の悩みがあるように、髪の毛にも年齢と共に悩みが出てきます。

 

悩みのランキング上位が

●白髪の悩み

●髪が細くなりボリュームが出にくい

●髪のパサつき、艶がない、うねり

 

この辺りが上位にきます。

この上位の悩みの解決にかなりの割合で、今行ってる白髪染めが関係しています。

 

そんな関係などを下記で解説していきますので ぜひ読み進めてください。

 


本当に白髪があることは悩み??

いろいろなご意見もあるでしょうが、悩みは悩みだと思いますが

ここでは視点や捉え方を変えてみませんか?と言う意味です。

 

美容室でカラーをする際に 〇〇Lv、〇〇トーンとか聞きませんか?

明るさの基準になるものです。

数字が小さいほど黒に近く、数字が大きくなると明るいとなります。

 

じゃ!白髪って??

 

メーカーによって多少基準が違うので〇〇Lvとはここでは言いませんが

白髪は天然の一番明るい色なのです!

人工的には作るとなると かなりのダメージが伴います。

白っぽいカラーにしたい!シルバーにしたいって言う方もいます。

やったら髪はボロボロです…SNS等で写っているのは綺麗に見せるたにアイロンやブロー等で手入れしています。

 

絵を描く画用紙で考えていきましょう。

 

黒や濃い茶色の画用紙に鮮やかな絵具で何かを書いてもその色は見えにくくはっきりしません。

白の画用紙ならしっかり出したい色が出てきますよね!

 

実は髪の毛もだいたい同じことなのです。

※メラニンの関係等で全く同じではないですが考え方は同じです。

 

そこで白髪は天然の一番明るいカラー!白のキャンバスと捉えたなら

白髪が増えることは悩みででしょうか??

 

悩みから魅力に変えてみませんか?

悩みってストレスになりますよね…

魅力ってワクワクしませんか?魅力を活かして素敵になれる!って

 

同じ生えてくる白髪!魅力と感じてストレス軽減の生活の方が毎日ハッピーですよね!

 

『白髪の魅力』

●天然の一番明るいカラーなので多彩な色に対応しやすい

●天然のハイライトなので立体感が出る

●透明感が出るスタイルにしやすい

 

視点や捉え方を変えることで魅力あるスタイルが作れます

 


白髪染めとおしゃれぞめの違い

『脱白髪染め・白髪ぼかし』をしたいなーってなってきた方や興味が出てきた方は

まずカラー材の簡単な違いを知っていただきたいです

 

(白髪染めについて)

強いアルカリ性と濃いジアミン(染料)を使って

白い毛と黒い毛をできるだけ均一に染めること

 

・特徴

明るくするのに限界がる

強いアルカリを使うので髪がパサつく、艶が出にくい

濃い染料(ブラウン)を使うので赤みのあるカラーになる

濃いジアミンを使うのでジアミンアレルギーのリスクが高まる

白髪はしっかりと染まる

 

(おしゃれ染め)

黒い毛を明るくするためのカラー 平均的に13Lvぐらいまでリフトアップできる

 

・特徴

ブラウン量が少ないため赤みに傾くのを防ぎやすい

透明感のある色味が出しやすい

明るさを求めることができる

白髪を染めるためのものではないので白髪には一応入らない

 

まず カラーにはこの2つの違いがあることを知っていただきたいです

 

でも美容室で暗号のように 8As+9Be〇〇対〇〇みたいな言葉聞いたことないですか?

 

実は白髪染め・おしゃれ染めにも

同じ8LVのアッシュが存在します

例えば頭半分の紙に右は白髪染め、左はおしゃれ染めをしたとします。

左右の色は同じレベルなのに全く違います

白髪染めは赤味が出てアッシュを感じにくいです

おしゃれ染めは鮮やかな色合いが出てきやすくなっています。

 

このように白髪染めとおしゃれぞめの違いがあることを

前提に知っていただきたいです。

 

 

 


脱白髪染めって何をするの?

今流行ってる脱白髪染め・白髪ぼかしって何か??

白髪染めを使わずおしゃれ染めで染めること!
ただし・・・ 
白髪に色があまり入らないのでそれをぼかすためにハイライト を入れる技術のこと 脱白髪染め・白髪ぼかしは、『なじませる・ぼかす』技術です おしゃれ染めやハイライトを使って白髪を染めると言う発想から なじませる・ぼかすことなのです! よく勘違いされる方がいますが白髪が目立たない、白髪染めの

周期が遅くなるなどと思われる方がいますが 少しだけ違いますので注意をしてください。

~白髪染めと脱白髪染めのメリット・デメリット~

白髪染めメリット・・・ ・しっかり白髪が染まる※唯一のメリット

白髪染めデメリット・・・ ・明るさに限界がある・ごわつく・つやが出にくい

・ダメージが強・境目が目立ちやすい

脱白髪染めメリット・・・ ・明るくできる・赤みを抑えれる・境目が目立ちにくい ・色を楽しめる

脱白髪染めデメリット・・・ ・8Lv以上の明るさが必要

・(重要)1本でも白髪が生えてきたら気になってしまい染めたく なる方には不向き

※気になる方は染めたてから気になります。


脱白髪染めに向いてる方、向いてない方の違いは?

誰が向いていて向いていないとかはないのですが

ライフスタイルや白髪は魅力だよね!って思えない方は少し向かないかもです…

 

ライフスタイルとは…

脱白髪染めは必ず7.8レベル以上の明るさが必要になります。

お仕事の都合で明るくできない、明るくするのは無理って方は向いていません。

基本脱白髪染めは明るくすることをベースに考えているので

お仕事上であまり規制のない方や明るいカラーでも大丈夫という方に向いています

 

魅力と思えない方…

基本的には白髪には色が入っていないと思っていただいていいです。

※薄く色は入りますが白髪染めのような効果は基本考えていません

白い毛が許せない、見えるのはイヤって方は向いてません。

そうゆう方がやったとしてもカラーをした当日から気になります。

根元の白い毛を見てしまうからです。

全体のカラーが綺麗なら少々根元は見えてても気にならないと

これがデザインだと思って頂かないと脱白髪染めは成立しません。

 

あくまで脱ですから…

カラーの色味やデザインを楽しみたい方に向いていると思います。

 

 

 


まとめ

上記にいろいろ書いてきましたが

必ず脱白髪染めをしないとダメってわけではないと思います。

お一人お一人のライフスタイルに合わせて必要か必要でないかはあると思います。

 

ただ画像やSNSの綺麗に撮影されたものを見て内容をわかってなく

施術してしまい思っていたのと違うってなるより

知識として軽く知っていて施術を受ける際にしっかりと説明してもらうでは違うと思います

 

当店は上記で書いた白髪染めと脱白髪染めの二択以外もいろいろ選択肢をご用意しています。

ただ今流行っているので脱白髪染めにクローズアップして記載しました。

 

選択肢が1つしかないより何個もあった方がいいと思います。

 

少しでも多くの方がストレスが軽減できたらともいます。


当店で施術したリアルな画像

※SNS上にアップするために撮ったものではないので照明や角度に拘らず

 ご来店いただいてお客様にご来店時はこうだったけどこのように今日はしました。とお見せするために

 撮ったので加工など何もしていない画像です