癖のに悩んでせっかく当てた縮毛矯正...自然な仕上がりにならないのは!

本当はもっと自然に艶やかにしたいのに..

従来の縮毛矯正との違いを解説!


まずこの画像を見て見てください

〜経歴と髪質〜

一人目(左から)
・中間から毛先にブリーチによるハイライト
・乾かすとチリチリとなり広がる

・矯正履歴なし

・癖の状態は捻転毛、縮毛のミックス

※別途下の方に癖の違い表あり

 

二人目

・他店で矯正履歴あり(7−8ヶ月前)

・ハイライト等で中間より先がダメージでチリつきあり

・黒髪(バージン毛)とカラー毛に分かれてる

・癖の状態は波状毛

※別途下の方に癖の違い表あり

 

三人目

・90%が白髪2−3週間周期でカラー

・中間から先ブリーチでリフトアップ経歴あり

・5ヶ月前に酸性矯正歴あり

・癖の状態は波状毛、捻転毛ミックス

 

 


癖と言っても様々な毛髪が

あります。

上記の写真のように状態に

よって広がり方や動きが違います。

 

そうなると施術方法なども微妙に違ってきます。

 

毛髪の見極めやダメージ状態、履歴などとても大切です。


ここからはすごく大切な内容です、矯正をするかお悩みの方は少し長いですが読んで見てください。

 

矯正をして

①ゴワゴワになった

②なんとなく真っ直ぐっぽいけどジリジリしてる

③パサつきがひどくなった

④艶がなくなった

⑤癖の伸びがイマイチ

⑥直後はサラサラだけど時間と共にざらついてきた

 

矯正を体験した人にはこんな経験も多いともいます。

 

ではなぜこのような事が起こるのか!

ではその要因は!

 

①②について

・癖の状態にあってない薬剤の選定ミス

アルカリ値の高い薬剤選定

加軟化させすぎ、軟化を基準にした見極めをしているから

・放置時間のミス

・ダメージ度合いに応じた事前処理ができていない、していない

※美容用語などの解説

 

③について

①②の解説以外に

基本的に以前に矯正した箇所には薬剤は塗布しません。

※トリートメント剤や癖が残っている場合は別

 

まれにカウンセリング不足や知識不足等で塗布(パーマ剤)される方がいます。

以前施術した箇所は薬剤が付き180度の熱で処理された箇所にさらに追い討ちをかけて矯正をすることになります

髪に限界強度があります

パサつきの要因はカウンセリングや施術知識の未熟などで起こり得ます。

 

④について

上記①〜③も原因ですがそれ以外が

アイロン施術の操作が関係します

・充分な熱量が髪に伝わってない

・髪の水分量を飛ばしすぎ

・アイロンプレスの力加減が強い

・アイロン操作が雑

 

矯正には欠かせないアイロン技術

スタイリングでアイロンするのとは違います

薬剤が浸透していてそこに180度の熱を加えます。

最新の注意を払って施術しないと艶もない髪になります。

 

⑤について

・薬剤の放置時間が足りず還元不足

・癖の出方は場所によって様々、塗り分けで薬剤を変えてない

・アイロンの熱量の不十分

 

基本的に還元不足が原因です。

薬剤の力で癖の結合を切る事が不十分なので癖が戻ってしまします。

ただし

加軟化、加還元によって必要以上に結合切りすぎて

ダメージになってしまってはもう元には戻せないので、二度手間にはなるかもですが、もう一度お直しで直してもらいましょう。

 

『癖戻りの注意点』

 

・フェイスライン,もみあげ,襟足,よく結ぶ方の結び目あたり

 

この部分は汗が原因で矯正が一才効かない場合があります。

汗の中に含まれる塩で髪の結合がなくなってしまいます。

※なぜなくなるかは解明されてません

結合がないところは癖の結合を切る事ができません

薬剤が浸透しても作用させるところがない状態です

こればかりはやってみてからしかわかりません...

 

・スキすぎに注意

 

髪の毛は理論上短い毛が長い毛を押します。

スキを入れるということは基本的に短い毛をたくさん作り厚みを減らし重なりを無くして少なくする方法です。

無理なスキでせっかくの矯正も変な動きします。

しかも矯正をする前の状態で多いからと言って減らしすぎも要注意です。綺麗な仕上がりにならない場合があります。

 

・乾燥やダメージを与える行為に注意

 

濡れている時に真っ直ぐ、乾かした直後には真っ直ぐだけど時間が経てばうねる...

乾燥やダメージによるうねりの可能性もあります

 

濡れている時に真っ直ぐで有れば矯正はちゃんと効いてます。乾かしたら癖が...って方の原因は基本的に乾燥です。

水分量が保持できない髪はうねり出します。

 

※十数年前の矯正はコーティング剤が入っていたので以外に大丈夫でしたが、近年やりました!って言う矯正はニーズに合わなくなってきてるのでコーティング剤がないっていないのが多いので昔の方がビシッと真っ直ぐに矯正出来た!

って言う声を聞きますが、自然な仕上がりではないのがデメリットです。

またコーティング剤の良し悪しについてはブログ等で書きます。

 

ただし!!

この内容を矯正してから言われたとしたら後出しジャンケンみたいなものです。

事前にちゃんと可能性を伝えてくれる美容師さんに出会いたいですね。

 

 

 

 



上記の動画の矯正はいかがでしょう?

柔らかい自然な質感になっていると思います。

 

ほとんどの美容師さんが軟化を基準に矯正をしています

上手くいかない方法で施術している方が多いです。

 

矯正と言うだけあってハードな施術です。

一歩間違えたら直せない状態になります。

ちまたでは格安で矯正をされてるサロンもあります

※値段の高い安いで良し悪しがあるわけではないですが…

 

薬剤選定、毛髪選定、前処理後処理の理論がわかってるそんな美容師さんに矯正は頼みましょう!